- 犬の散歩がめんどくさいけど、どうにかならない?
- 犬の散歩をやめることは、どんな影響がある?
- 犬の散歩がめんどくさい状況を改善したい
犬の散歩をめんどくさいと感じて、悩んでいませんか?
犬を飼っている人にとって、犬の散歩をすることは必要なお世話の一つです。
しかし、犬の散歩は時間も手間もかかることのため、慣れてくると特にめんどくさいと感じやすいです。
そこで、この記事では「犬の散歩がめんどくさい」ということについて、その理由をまとめ、それぞれの対処方法を紹介しています。
一言で「犬の散歩がめんどくさい」と言っても、そう思う理由は人によってさまざまです。
理由に合った対処をすることで、めんどくさいという感情からパッと卒業できるかもしれませんよ!
ぜひこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。
犬の散歩がめんどくさいと感じる理由
犬の散歩がめんどくさいと感じる理由には、以下の7つなどがあります。
- 時間がない
- 天候が悪い
- 犬の行動が予測できない
- 同じコースが飽きる
- 義務に感じて負担になる
- 犬が散歩を嫌がる
- 人に話しかけられる
上から順に見ていくので、自分がめんどくさいと感じている理由がぼんやりしている人はどれに当てはまるか考えてみてくださいね。
時間がない
犬の散歩は、ペットとのコミュニケーションや運動不足の解消など、多くのメリットがある活動です。
しかし、犬の散歩がめんどくさいと感じる理由の一つに、あなたに時間がないことがあります。
普段生活していて「時間が足りない」と感じてはいませんか?
仕事や家事、子育てなどで時間が限られていて、自由な時間が少なくなっている人は多いです。
そのため、犬の散歩をする時間を確保することが難しく、めんどくさいと感じることがあります。
しかも、犬によっては、散歩は毎日、場合によっては1日に複数回行う必要があります。
そのため、どうしても時間的な負担が大きくなりがちです。
犬の散歩は、飼い主にとっては自由な時間を奪われることになります。
仕事や家事などで忙しい日々の中で、犬の散歩をする時間を確保することは、なかなか難しいことです。
天候が悪い
犬の散歩は、飼い主にとっては大切な日課の一つですが、天候が悪いと散歩がめんどくさいと感じることがあります。
その理由は、天候が悪いと散歩に行くことが億劫になるからです。
例えば、雨が降っていると、犬を連れて散歩に行くと濡れてしまいます。
そのため、帰宅後に
- 犬を拭いたり
- 自分自身も着替えたり
といった手間が増えます。
雨の中を歩くと道路が滑りやすくなるため、犬を引っ張って転んでしまう危険性もあり、普段より注意が必要です。
また、暑い夏や寒い冬も、犬の散歩がめんどくさいと感じる理由の一つです。
夏は犬や自分が熱中症になる危険性があるため、散歩の時間帯を選ぶ必要があります。
一方で、冬は寒さ対策が必要です。
温暖な地域を原産国とする犬種だったり、子犬や老犬だったりする場合は特に気をつけてあげることが求められます。
そして、あなた自身が天候により体調に影響を受けやすい場合もあるでしょう。
天気の悪い日の気圧の変化や花粉の飛散などがある日は、散歩に限らず外出自体が億劫になりがちです。
犬の行動が予測できない
犬の散歩は、飼い主にとっては大切な運動やコミュニケーションの機会であり、犬にとっても必要な日課です。
しかし、犬の行動が予測できないことが原因で、散歩がめんどくさいと感じることがあります。
犬は、自分の好きな方向に行きたいと思ったり、興味を持ったものに向かって走り出したりすることがあります。
また、他の犬や人に興味を持って、突然走り出したり、吠えたりすることもあります。
これらの犬の行動は急にされることが多く、飼い主が予測できないことでコントロールが難しくなります。
さらに、犬は自分のペースで歩くこともあり、飼い主が急いでいる場合や、逆にのんびりと散歩したい場合にストレスを感じることがあります。
天候や季節によっても犬の行動は変化するため、散歩が思い通りにならないことも悩みになりがちです。
同じコースが飽きる
犬の散歩は大切な日課の一つですが、同じコースを何度も歩くと飽きてしまい、めんどくさいと感じることがあります。
これは、犬の散歩を単調に感じ、飼い主自身が退屈してしまうことが原因です。
同じコースを歩くことで周囲の景色に慣れてしまい、新鮮味がなくなってしまいます。
犬も同じ動きをしやすくなり、飼い主も「いつものやつか」と、犬の行動に対する興味が薄れることも飽きる一因です。
義務に感じて負担になる
犬の散歩は、飼い主にとっては大切な責任であり、犬の健康や幸福にも関わる重要な行動です。
しかし、その行為が義務に感じられることによる負担により、犬の散歩がめんどくさいと感じる理由の一つになってしまうことがあります。
また、犬の散歩は、飼い主にとっては責任が伴う行為でもあります。
犬が他の犬や人に攻撃的な態度をとったり、事故に遭ったりすることがあれば、飼い主はその責任を負わなければなりません。
そのため、犬の散歩がめんどくさいと感じる理由の一つに、責任を負うことによるプレッシャーがあるといえます。
犬が散歩を嫌がる
犬の散歩がめんどくさいと感じる理由には、犬が散歩を嫌がることの場合もあります。
犬は本来、自由に外を走り回ることができる動物であり、散歩をすることでその本能を満たします。
しかし、色んな人がいるように、犬にも色んなタイプがあり、散歩が嫌いな犬もいます。
犬が散歩を嫌がる理由は、様々なものがあります。
例えば、天候が悪い場合や、犬が病気や怪我をしている場合は、散歩を嫌がることがあります。
また、過去の散歩中に他の犬や人の行動で散歩に恐怖を感じるようになった場合も、散歩を嫌がることがあります。
さらに、犬が散歩を嫌がる理由として、飼い主の態度の問題も挙げられます。
例えば、飼い主が散歩中に、
- 犬を無視してスマートフォンをいじっている
- 犬を引っ張りすぎて痛みを与えてしまっている
といった場合は、犬が散歩を嫌になってしまうことがあります。
人に話しかけられる
犬の散歩は、飼い主にとっては大切な日課の一つですが、中には「めんどくさい」と感じる人もいます。
その理由の一つに、「人に話しかけられること」が挙げられます。
犬の散歩中に、通行人や近所の人から声をかけられることはよくあります。
その中には、犬のことを褒めてくれたり、話しかけてくれたりする人もいますが、中には不快な言葉をかけられたり、犬に近づいてくる人もいます。
また、犬が吠えたり引っ張ったりすると、周りの人から注目されることもあります。
このような状況に直面すると、飼い主は緊張したり、不快な気持ちになることがあります。
また、犬の散歩は日常的な行動であるため、そのたびに人とのコミュニケーションを求められることもストレスになるかもしれません。
犬の散歩中に人と話をすることが好きな人もいれば、そうでない人もいます。
普段子どもと関わりのない生活の場合、子どもが近寄ってきたときにどうしたら良いか困ってしまうこともあるでしょう。
人とのコミュニケーションが苦手な人は、人に話しかけられることを想像し、犬の散歩がめんどくさいと感じることがあります。
犬の散歩をしないことが与える影響
犬の散歩をしないことが与える影響としては、以下があります。
- 犬の健康に悪影響を与える
- 犬のストレスがたまる
- 犬とのコミュニケーションが減る
- 犬に社会性が身につかない
それでは、上から順に見ていきます。
犬の健康に悪影響を与える
犬の散歩をしないで運動不足になると、肥満や関節痛、心臓病、糖尿病などの病気にかかるリスクが高まります。
犬の散歩は犬の体や脳の健康に良い影響を与えるため、犬にとって非常に重要です。
また、犬は新しい場所・匂い・音について視覚的・聴覚的な刺激などを経験することで、脳を刺激し、認知機能を向上させることができます。
犬の散歩をしないことは、犬の健康だけでなく犬の行動にも悪影響を与えます。
運動不足になると、犬はエネルギーを発散できないことで、家の中で暴れるようになったり噛み癖をつけたりすることがあります。
もし噛み癖などで悩んでいる場合は、運動不足の可能性があるかもしれません。
犬のストレスがたまる
犬の散歩は、彼らにとって非常に重要な運動や社交の機会であり、犬の健康と幸福に欠かせないものです。
犬は自然に活発で、運動不足になるとストレスがたまります。
散歩をしないことは、犬にとってストレスフルな状況を引き起こす恐れがあります。
また、犬は社交的な動物であり、他の犬や人との交流が必要です。
散歩をしないことは、犬にとって社交の機会を奪うことになり、犬が孤独や不安を感じる原因となってストレスにつながるリスクがあります。
散歩は犬にとって、新しい刺激や興味深い匂いを発見する機会です。
散歩をしないことは、犬にとって刺激不足になることを意味し、彼らが退屈や不満を感じる原因となります。
これらの感情は、犬のストレスを増大させる可能性があります。
さらに、散歩は犬にとって、ストレスを解消するための重要な手段でもあります。
犬は、運動や新しい刺激を得ることで、ストレスを解消することができるのです。
散歩をしないことは、犬にとってストレスを解消する手段を奪うことになり、彼らがストレスをため込む原因となります。
犬とのコミュニケーションが減る
犬の散歩をしないことは、犬とのコミュニケーションに大きな影響を与えます。
散歩をしている間、あなたと犬はお互いに意識し合って歩いています。
犬が立ち止まったり引っ張ってきたりしたときには「何が気になったのかな」と自然と気にかけているはずです。
互いにペースを合わせて歩くだけでも、コミュニケーションを取って関係性を深める大切な時間になっています。
しかし、散歩をしないとそういったコミュニケーションの時間は無くなってしまいます。
犬は飼い主とのコミュニケーションを通じて、自分の気持ちや欲求を伝えます。
そのため、散歩をしないことで犬は飼い主とのコミュニケーションが減り、信頼関係を築けないことで孤独や不安を感じさせてしまうことがあります。
犬に社会性が身につかない
犬の散歩は、犬にとって非常に重要な社会化の機会です。
散歩中に犬は、他の犬や人々と接触し、新しい刺激を受けることができます。
これにより、犬は社会性を身につけ、自信をつけることができます。
しかし、犬の散歩をしないことは犬にとって非常に悪影響を与えます。
犬は社会性を身につけることができず、他の犬や人々との接触に慣れることができません。
これにより、犬は不安や恐怖を感じることで攻撃的な行動をとることがあります。
犬の散歩に行かずに家で過ごすのは?
犬の散歩に行かずに家で過ごすことは、さきほどの「犬の散歩をしないことが与える影響」に書いた通り、犬とのコミュニケーション・運動不足・社会性の問題が生じる恐れがあります。
そのため、犬の散歩に行かず家だけで過ごすのは良くないケースがほとんどです。
一方で、天候が悪かったり、犬が病気や怪我をしている場合は、散歩に行かずに家で過ごすことが必要になることもあります。
この場合は、散歩できないことによる犬とのコミュニケーションや運動不足の問題を解決するために、室内での遊びやトレーニングで補うことが大切です。
例えば、犬と一緒に遊ぶためのおもちゃを用意したり、犬の知能を刺激するトレーニングを行ったりすることができます。
また、犬とのコミュニケーションを深めるために、ブラッシングやマッサージを行うこともおすすめです。
犬の散歩に行かずに家で過ごすことは、犬とのコミュニケーションや運動不足の問題が生じる可能性があるため、適切な対策を行うことが大切です。
犬との時間を大切にし、健康的な生活を送るために、適度な運動やコミュニケーションを行うように心がけましょう。
犬の散歩の頻度はどれくらい?
犬の散歩は、犬にとってとても大切なことです。
犬は自然の中で運動することが好きで、散歩をすることでストレスを解消したり、健康を維持することができるためです。
犬の散歩の頻度は、
- 犬の種類
- 年齢
- 健康状態
などによって異なりますが、一般的には1日に2回以上、30分以上の散歩をすることが望ましいとされています。
犬の散歩は、飼い主とのコミュニケーションの時間でもあります。
犬は散歩中に色々な刺激を受け、新しい匂いや音を楽しんだり、他の犬や人との交流を楽しんだりします。
また、犬の散歩はただ散歩するだけではなく、飼い主さんが犬の行動や健康状態を観察する場でもあります。
散歩中に気にかかる様子があれば、必要に応じて獣医さんに相談することも大切です。
「1日に2回以上、30分以上の散歩」と聞いて、やっぱり結構散歩しないといけないんだなと、改めてめんどくさい気持ちが沸き上がった人も正直いるのではないでしょうか?
そこで、次でその「犬の散歩がめんどくさい」気持ちを、少しでも楽にする方法を見ていきます。
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法10選
ここでは、犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法を見ていきます。
今回ピックアップしたのは、以下の10の方法です。
- 時間をつくる
- 代行をお願いする
- 天候に合わせて散歩の用意をする
- 天候に左右されない場所で散歩する
- しつけの方法を学ぶ
- 散歩コースを変える
- 自分の運動と兼ねる
- 犬友だちをつくる
- 散歩グッズを使う/変えてみる
- 話しかけにくい状況にする
あなたが何を理由に「犬の散歩がめんどくさい」という気持ちを抱えているかによって、効いてくる方法は異なります。
読み飛ばしてしまい「犬の散歩がめんどくさい」と感じる理由がまだあやふやという場合は、改めて記事を上から読んでみてくださいね。
それでは、リストアップした順に犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法を見ていきます。
時間をつくる
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の1つめは、時間をつくることです。
時間が無い中で「散歩しないと」と思うことが、犬の散歩がめんどくさいと感じてしまう原因になっていることがあります。
もし時間がいくらでもあるとしたら、犬の散歩が面倒と思うか考えてみるとそうではない人が多いのではないでしょうか?
忙しい日々の中で時間を確保することは難しいかもしれません。
ですが、一度立ち止まって時間の確保がどうにかならないか考えてみませんか?
まずは、自分のスケジュールを見直してみましょう。
朝早く起きて、犬の散歩を済ませることもできますし、仕事や学校帰りに散歩する時間を作ることもできます。
帰り道にスーパーで買い物してから帰っていたなら、一度サッと帰宅し、犬を連れてから買いに行くことで散歩を兼ねることもできます。
また、休日には長めの散歩をするといった、トータルの時間で散歩時間を調整するのも一つの方法です。
犬の散歩は、犬と飼い主さんの健康や幸せにつながる大切な時間です。
散歩時間の優先順位を上げて、犬と過ごす時間を作っていきましょう。
代行をお願いする
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の2つめは、代行をお願いすることです。
犬の散歩は、愛犬の健康維持やストレス解消にとても重要な活動ですが、忙しい日々の中でどうしても時間を作ることが難しい場合もあります。
そんなときは、犬の散歩代行サービスを利用することで、手軽に犬の散歩を楽にすることも一つの方法です。
犬の散歩代行サービスは、専門のスタッフが犬の散歩を代行してくれるサービスです。
自分で散歩する時間がない場合や、体調不良などで散歩ができない場合にも利用できます。
また、旅行や出張などで長期間家を空ける場合にも、犬の散歩代行サービスを利用することで愛犬の健康維持ができます。
実際に犬の散歩代行サービスを利用する場合は、下調べをして信頼できるサービスを選びましょう。
できれば近所の知人に聞くのが一番ですが、それが難しい場合はネットで口コミや評判を調べます。
また、犬の散歩代行サービスを利用する際には、犬の性格や健康状態などをしっかりと伝えることが重要です。
スタッフは、犬の性格や健康状態を把握して、安全に散歩を行います。
もし、散歩中に犬が何かしらのトラブルに巻き込まれた場合にも、犬のことを伝えておけばスタッフが適切な対応をしやすくなります。
ただ、あまり犬の散歩代行サービスに任せ過ぎるのはよくありません。
散歩は飼い主とコミュニケーションを取り、信頼関係を深めることにつながる大切な時間のためです。
そのため、犬の散歩代行サービスはここぞのときに使うよう、心に留めておきましょう。
天候に合わせて散歩の用意をする
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の3つめは、天候に合わせて散歩の用意をすることです。
例えば、スキーをするときに雪をわずらわしいと感じることは少ないのではないでしょうか?
それはしっかりと防寒・防水機能のウェアを着て、靴を履いて、という備えをして雪山に望んでいることはかなり関係していると思います。
つまり、日常でも、天候に合わせた備えをすることで、犬の散歩をめんどくさいと感じる気持ちを減らせる可能性があります。
- 晴れた日
- 雨の日
- 寒い日
- 暑い日
上記の観点で、天候に合わせた散歩の用意を見ていきます。
犬の健康を考えると、毎日の散歩は欠かせません。
天候に合わせた準備をすることで、犬と一緒に楽しい散歩をしましょう。
犬の散歩の用意:晴れた日の場合
まず、晴れた日は散歩に最適な日です。
犬も元気に走り回ることができますし、飼い主も気持ちよく散歩を楽しむことができます。
晴れた日は、犬の体調にも良い影響を与えます。
しかし、夏場は熱中症に注意が必要です。
日陰の多いルートを選んだり、しっかり水分補給ができるよう水分を用意して出かけましょう。
また、晴れていると日焼けが気になる場合があります。
犬を連れるために手は開けておきたいので、日傘ではなく帽子や日除けアームカバーなどを身に着けましょう。
帰宅時間に合わせてエアコンのオンタイマーをつけて、家を涼しくしておくのもおすすめです。
帰宅してすぐにサッとシャワーできるようにしておけば、外出でかいた汗や体についた砂ぼこりも一発でリフレッシュできますよ。
犬の散歩の用意:雨の日の場合
次に、雨の日ですが、散歩が嫌になりがちな天候です。
しかし、犬には散歩が必要なので、雨の日でも散歩をするための備えをしましょう。
まず、犬用のレインコートや傘を用意して、犬を濡らしすぎないようにします。
多少の雨なら大丈夫な子も多いですが、体が濡れたまま歩くと冷えやすく、体調が悪くなることもあります。
レインコートに雨が当たるときの音を嫌がる犬もいます。
愛犬の様子を見つつレインコートの素材を変えたり、雨の日は室内での運動に切り替えるのも選択肢の一つです。
また、雨の日は路面が滑りやすくなるので、足元にも注意が必要です。
安全な散歩コースに変えるなど、柔軟に対応していきましょう。
そして雨の日に特に気をつけたいのが、普段より周囲に危険があることです。
雨の日は視界が悪くなりやすく、バイクや自転車を運転する人に不安を感じることは少なくありません。
車の水はねに当たってしまうと、帰宅後の汚れ落としの手間も増えます。
そのため、雨の日はリフレクターなどを携帯し、ふだんより存在をアピールして、注意を向けてもらうようにしましょう。
犬の散歩の用意:寒い日の場合
寒い日は犬も寒さを感じることがあります。
そのため、散歩の前には犬用の防寒着を用意して、犬を暖かくしてから散歩に出かけましょう。
飼い主は上着を着るだけでなく、耳あてや手袋をしていると寒さがより軽減されます。
散歩をしていて暑くなってきたら外すなど、調整して散歩を行いましょう。
もし途中で、犬が寒さで散歩をいやがるような素振りがあれば、早めに帰宅するなどして犬の体調を優先してください。
犬の散歩の用意:暑い日の場合
最後に、暑い日の備えについてです。
寒い日もですが、暑い日は特に散歩の時間帯を調整することは大切です。
暑い日なら、少しでも気温が上がっていない朝早くや夕方以降に散歩を検討しましょう。
散歩の時間帯を変えることは、犬とのコミュニケーションが深まる要因にもなります。
また、日陰の多いコースに変更するのもおすすめです。
高速道路の下などが通れる道はヒンヤリしていることが多く、通過すると気持ちいいです。
晴れた日と同様に、日除け対策をすれば、日焼けの不安が減ったり体感温度が減ったりします。
部屋を涼しくしておけば、帰ったときに気持ちのいい冷気がグッと体に効きますよ。
天候に左右されない場所で散歩する
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の4つめは、天候に左右されない場所で散歩することです。
犬の散歩は、飼い主にとっては大切な日課の一つですが、天候が悪い日や忙しい日など、散歩をすることが面倒に感じることもあります。
それらに対策するのも一つの方法ですが、そもそも天候に左右されない場所に散歩先をかえてしまうのもおすすめの方法です。
まず、天候に左右されない場所としては、以下などがあります。
- 室内のドッグラン
- 屋内型のドッグカフェ
- 犬同伴で入れる施設
これらの場所は、屋内であるため、雨や雪、強風などの天候の影響を受けず、いつでも快適に犬の散歩をすることができます。
また、ドッグランなどは、犬が自由に走り回ることができるスペースが確保されています。
そのため、ふだんより犬も大胆に遊ぶことができ、犬の運動不足やストレス解消にも役立ちます。
さらに、天候に左右されない上記のような場所での散歩は、犬の社会化にも役立ちます。
ドッグランやドッグカフェなどでは、他の犬との交流ができるため、犬同士のコミュニケーション能力が向上し、社会性が高まります。
また、屋内型のドッグカフェやペットショップでは、飼い主と犬のコミュニケーションも深めることができます。
一方で、そういった施設の利用には、予防接種をしている・リードをつけるなどの利用条件が決まっていることがあります。
初めて行く場所は予め利用条件を確認しておき、スムーズに利用できるようにしておきましょう。
しつけの方法を学ぶ
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の5つめは、しつけの方法を学ぶことです。
まず、犬のしつけには基本的なコマンドを覚えさせることが大切です。
例えば、「座れ」「伏せ」「待て」「おいで」などです。
これらのコマンドを覚えさせることで、犬は飼い主の指示に従い、散歩中にも落ち着いて歩くことができます。
また、犬の散歩中に引っ張る癖がある場合は、リードを使ったトレーニングが効果的です。
リードを引っ張ると、首輪が引っかかり犬に不快な感覚を与えます。
このため、犬はリードを引っ張らないようになります。
犬によってはリードを引っ張るという行為がとても楽しいと感じる場合もあるため、犬の様子を見極めてトレーニング方法を調整するのが大切です。
さらに、犬の散歩中に他の犬や人に吠える癖がある場合は、社会化トレーニングが必要です。
社会化トレーニングとは、犬が他の犬や人に慣れるようにするトレーニングになります。
例えば、公園などで他の犬や人と接触する機会を増やすことが効果的です。
しかし、これらのトレーニングによるしつけが重要と分かっていても、なかなかうまくいかないことも多いです。
それは、犬の性格や経験によって合うトレーニング仕方や効果の出方が異なるためです。
そんなときは専門家に相談し、しつけについて実践で学ぶのがおすすめです。
一人ではくじけてしまうしつけも、都度プロのフォローやアドバイスを受けることで、コツコツと進められるでしょう。
しつけ自体を専門家に任せてしまうのも一つの方法ですが、しつけは犬とのコミュニケーションにもなります。
しつけを身に着けさせるスキルを学び、ぜひあなた自身で犬へのしつけをトライしてみてください。
散歩コースを変える
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の6つめは、散歩コースを変えることです。
毎日同じコースを歩くとことで犬の散歩がめんどくさいと感じている場合は、散歩コースを変えるだけで犬の散歩が楽になることがあります。
同じコースを歩くと、犬は周りの景色や匂いに慣れてしまい、興味を失ってしまうことがあります。
しかし、新しいコースを歩くと、犬は興味津々に周りを見回し、新しい匂いや景色に興味を持ちます。
そんな犬と過ごすことで、犬の散歩が再び楽しくなり、飼い主も犬と一緒に楽しい時間を過せるでしょう。
また、散歩コースを変えることで、犬の体への刺激が変わります。
人間の筋トレと同じで、新たな刺激は体にとって良いものです。
新しいコースを歩くと新しい地形や障害物に遭遇することで自然と運動量も増えるため、犬の健康面からも新しいコースを歩くことはおすすめです。
さらに、散歩コースを変えることで、犬の社会性も向上します。
同じコースを歩くと、犬は同じ犬や人とばかり出会うことが多く、社会性が偏ってしまうことがあります。
しかし、新しいコースを歩くと、犬は新しい犬や人と出会い、社会性を広げることができます。
これによって、犬はより社交的になり、飼い主も新しい人との出会いが増えることができます。
以上のように、散歩コースを変えることは、犬の散歩を楽にするだけでなく、犬の健康維持や社会性向上にもつながります。
飼い主が犬の散歩を楽しく過ごせることにもつながるため、定期的に散歩コースを変えることをおすすめします。
自分の運動と兼ねる
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の7つめは、自分の運動と兼ねることです。
犬の散歩は、犬のためのものと思うことがあります。
しかし、犬と一緒に運動することになるため、飼い主自身も運動不足を解消することができるのです。
そこで、あなた自身の運動もするつもりで犬の散歩をしてみましょう。
犬と一緒に走ったり、散歩中に軽いストレッチをしたりすることで、体を動かすことを取り入れてみてください。
自分事になるだけで、スイッチが入ることがあります。
犬との散歩は、あなたの健康や体作りの面からもメリットがたくさんあります。
犬の散歩は犬のためだけのものではなく、飼い主自身にとっても体を動かす大切な時間です。
犬友だちをつくる
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の8つめは、犬友だちをつくることです。
犬友だちとは、犬を飼っている人同士の交流でできる友だちです。
犬友だちをつくることで、犬の散歩が楽になるだけでなく、犬とのコミュニケーションや犬との過ごし方の理解を深めることができます。
まず、犬友だちをつくるためには、犬を連れて公園やドッグランなどに出かけることが大切です。
そこで、同じように犬を連れている人たちと話をして、交流を深めていきましょう。
犬は他の犬とコミュニケーションを取ろうと動くことが多いので、それについて行き、その犬の飼い主と会話をしてみてください。
ふだんはコミュニケーションが苦手な人も「犬」という共通の話題があるので話しやすいですよ。
また、犬友だちとは雑談するだけでも良いですが、悩みを解決してくれる場合もあります。
例えば、犬のトレーニングに悩んでいるときにその方法を聞いてみたら解決の糸口が見つかるかもしれません。
また、犬は他の犬を見て学ぶことができるため、犬友だちの犬が良い行動をしていると、自分の犬もそれを真似することがあります。
そのため、犬友だちと一緒に散歩することで犬のしつけやトレーニングが進むことがあります。
話題が犬の健康についてになれば、犬の健康を改めて振り返ることになります。
犬友だちが犬の健康に気を遣っていると、自分も犬の健康管理について考えるようになるでしょう。
犬友だちをつくることで、犬との生活をさらに楽しんでください。
散歩グッズを使う/変えてみる
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の9つめは、散歩グッズを使う/変えてみることです。
散歩グッズには、犬の散歩を楽にするための様々なアイテムがあります。
例えば、リードやハーネス、カートなどがあります。
- リードやハーネス:使うことで犬をコントロールしやすくなる
- カート:犬を乗せて散歩することができる
また、散歩グッズには、犬の健康をサポートする以下などのアイテムもあります。
- 犬用の靴・レインコート・日除け帽子:犬の足や体を守る
- 犬用の水筒や食器:出先でも気軽に犬が喉を潤したり、食事を摂れる
さらに、散歩グッズには、飼い主の負担を軽減するアイテムもあります。
例えば、犬用のトイレシートやポーチなどがあります。
これらを使うことで、犬がトイレをする場所を探す必要がなくなります。
ポーチには犬のフンを入れることができるので、飼い主が手を汚すこともありません。
以上のように、犬の散歩が楽になる散歩グッズはたくさんあります。
しかし、物によっては飼い犬に合わないものもあるので、犬の性格・体型・健康状態などを考慮し、適切なグッズを選ぶことが大切です。
話しかけにくい状況にする
犬の散歩がめんどくさいのを楽にする方法の10こめは、話しかけにくい状況にすることです。
犬の散歩は、飼い主にとっては愛犬との楽しい時間である一方で、周囲の人々や他の飼い犬などと交流する場面が増えがちです。
特にあなたがコミュニケーションを苦手としている場合は、他の人が自分や犬に話しかけてくるなどの関わりはめんどくさいという気持ちを生みがちです。
そこで、以下のような他の人が話しかけにくい状況を作っていきましょう。
- スマートフォンを使う
- ヘッドホンを使う
- 時間やコースを変える
- 犬とのランニングに変える
それでは、上から順に見ていきます。
スマートフォンを使う
まず、犬の散歩中にスマートフォンを使うことが有効です。
スマートフォンを手に持っているだけで、他の人は話しかけにくいと感じることがあります。
ただし、スマートフォンを使う場合は、周囲の安全に十分に注意することが必要です。
特に歩きスマホが禁止されている場所などがある場合は、スマホは使わないようにしましょう。
ヘッドホンを使う
次に、犬の散歩中にヘッドホンを使うことも有効です。
ヘッドホンを使うと、音楽などを聞いているということを分かりやすく示せます。
そのため、他の人は話しかけにくいと感じることが多いです。
音楽を聴くことで、自分自身も犬の散歩に没頭しやすくなります。
ただし、その分周囲の音が聞こえないことで対応が遅れたりするため、ヘッドホンを使う場合も周囲の安全に十分に注意することが必要です。
時間やコースを変える
話しかけてくる人があまりいない時間に、犬の散歩をするのもおすすめです。
例えば、子どもは犬に関わってくることが多いですが、子どもとのコミュニケーションを避けたいなら早朝や深夜に犬の散歩をしましょう。
また、散歩コースを変えるのも一つの方法です。
この犬と会うと犬同士が吠えあって気まずいなどがあれば、その犬と合わないコースに変えてみましょう。
犬とのランニングに変える
散歩ではなく、犬とのランニングにしてしまうのもおすすめです。
歩いている人に比べて、走っている人のほうが、他の人は話しかけにくいと感じることが多いでしょう。
自分の体力も求められますが、良い運動になりますよ。
まとめ
この記事では、犬の散歩がめんどくさいことについてまとめました。
もし、ざっくり「犬の散歩がめんどくさい」と感じている場合は、どうしてそう感じているのか理由を深掘りしていきましょう。
理由に合わせて対処すれば、意外と簡単に「犬の散歩がめんどくさい」から卒業できるかもしれません。
犬の散歩は、
- 人が毎日歯磨きをすることのように必要なこと
- 人が趣味を楽しんでストレスを発散すること
ぐらい大切なことです。
犬の散歩がめんどくさいからといってやめることは、犬の健康に悪影響が出たり、犬にストレスが溜まることでさらなるトラブルを生んだりします。
また、犬の散歩は犬にとって大切なことなだけでなく、あなた自身の運動不足を改善し、健康維持にもつながります。
「めんどくさい」だけではない犬との散歩を、ぜひ楽しんでくださいね!
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