- 食洗機の面倒は何がある?
- 食洗機の面倒を減らしたい
- 食洗機の面倒さの実態を知りたい
食洗機の面倒さについて悩んでいませんか?
食洗機は食器の手洗いを代行してくれるとても便利な家電ですが、食洗機ならではの面倒があります。
そこで、この記事では食洗機の面倒さについてまとめました。
どんな面倒があるかふまえた上で、それでも食洗機を使いたいメリットや使うときのコツ・注意点を見ていきます。
それでは早速、食洗機の抱える面倒さについて見ていきます!
食洗機前の予洗いが面倒
知っている方も多いと思いますが、食洗機は使う前に、食器を予洗い(事前に手洗い)する必要があります。
この予洗いの作業は、とても面倒に感じる作業です。
「食洗機は自分の代わりに全部洗ってくれる」と思っていたのに、実は自分で軽く洗っておく必要があるというのがより面倒さを感じさせてくるところです。
ですが、
- 食洗機を長く大切に使うため
- 食器の汚れをキレイに落とすため
に、食洗機前の予洗いは必須です!
予洗いで食器についた食べカスや油汚れをある程度落としておくようにしましょう。
一つ救われるのは、予洗いで必ず洗剤を使う必要はないということです。
汚れがひどい場合だけ洗剤を使い、それ以外は水でさっと流したり、パンが乗っていたような皿なら手ではらうだけでもOKです。
食洗機前の予洗いは正直面倒ですが、すべて手洗いするより断然ラクです。
汚れに応じた予洗いをし、あとは食洗機におまかせして食器をきれいに洗ってもらいましょう。
食洗機専用の洗剤が必要なのが面倒
食洗機を使う際には、専用の洗剤を使用する必要があります。
食洗機で使う洗剤は普段手洗いで使っている洗剤とは異なるため、別途購入する必要があるのがちょっと手間です。
また、食洗機専用の洗剤は、一般的な洗剤よりも高価であることが多く、お財布に負担がかかることがあります。
こういったことから、食洗機を使うために専用の洗剤を用意する必要があることを、面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。
だからといって、普通の食器洗剤を入れるのは厳禁です。
普通の食器洗剤は泡立ちを良くしてあるため、食洗機で使うと庫内(食洗機内)が泡だらけになり、故障の原因になります。
もし普通の食器洗剤を入れてしまった場合は、しばらく放置し、短時間洗浄を何回か繰り返したりする必要があります。
詳しい対処は食洗機ごとに異なるため、取扱説明書などを確認してください。
正直、ある程度の汚れなら洗剤なしでもきれいになります。
食洗機は、60~80℃の高温水を高圧で噴射して食器の汚れを落とすのが基本的な機能のためです。
しかし、食洗機専用の洗剤を使用することで、食器や調理器具をより効率的かつ衛生的に洗浄できます。
食洗機自体に汚れが溜まるのも防いでくれるので、予期せぬ故障を回避したり、食洗機を長く使えたりすることにつながります。
そのため、面倒ではありますが、食洗機専用の洗剤は必ず用意するようにしましょう。
食洗機に食器を詰めたり、取り出したりという手間がある
食洗機を使うと、食器を手洗いするときの手間の多くを省けます。
しかし、食器を食洗機に詰めたり、取り出したりする作業が代わりに必要になります。
食器を詰める際には、大きさや形状に合わせて適切な位置に配置する必要があります。
また、食器を取り出す際には、乾燥が完了しているか確認し、熱いものには注意しなければなりません。
とはいえ、食洗機を使うことで、手洗いに比べて時間や労力を大幅に節約することができます。
結局、手洗いにも食洗機での洗い物でも、面倒は存在します。
- すべての食器を自分の手で洗う面倒を取るか
- さっと洗い、庫内に詰める面倒を取り、あとは食洗機におまかせするか
どちらの面倒を取るか、今一度考えてみてくださいね。
食洗機のお手入れが面倒
食洗機は食器を洗う際にとても便利な家電ですが、その代わりにお手入れするという面倒が発生します。
食器を洗う際には、食器洗剤や食器用洗剤を使用するため、洗剤の残りや水垢が付着しやすく、定期的なお手入れが必要なんです。
お手入れの内容は食洗機によって違いがありますが、ほとんどの食洗機で必要なお手入れの一つは残菜フィルターのゴミ取りです。
残菜フィルターとは名前の通り、食べ残した米粒や葉片などを集めるフィルターのことで、以下のようにお手入れします。
残菜フィルターのお手入れ
- 食洗機から残菜フィルターを取り出す
- 残菜フィルターからゴミを除いて水洗いする
- 食洗機に残菜フィルターを戻す
残菜フィルターのお手入れは、基本的に食洗機を使うたびに行います。
ただ、取扱説明書では「フィルターが詰まると洗浄効果が落ち、におい移りや故障の原因になる」とされていることが多いです。
そのため、しっかり予洗いして残菜がほとんどなく、フィルターが詰まるような状況じゃなければ1日~1週間に1回程度でも大丈夫なこともあります。
お手入れの手間が特に面倒に感じるなら、しっかり予洗いして残菜フィルターのお手入れ頻度を減らしましょう。
とはいえ、工夫をしても食洗機のお手入れ自体をゼロにすることはできません。
食洗機の面倒として、お手入れは必須でやるということは覚えておきましょう。
食洗機の掃除が面倒
食洗機は、食器を洗う際に水や洗剤を使用するため、内部には汚れやカビが付着しやすくなっています。
そのため、定期的な掃除が必要ですが、食洗機の内部は複雑な構造をしており、掃除がとても面倒なことがあります。
先程の残菜フィルターのお手入れまでは簡単ですが、フィルターの下やスプレーアームなどの細かい部分の掃除は手で洗うことができず、専用のブラシや洗剤を使用する必要もあります。
分解して洗浄した場合は元に戻す必要があり、分解した部品を再度組み立てる際は慣れるまでやや難しいことも多いです。
また、食洗機の内部には水がたまりやすいです。
水分もカビや雑菌の繁殖の原因になることがあるため、しっかりとした乾燥が必要です。
食洗機を清潔に保つための掃除には、時間と手間がかかります。
そのため、「食洗機の掃除が面倒」と感じる人も多いのではないでしょうか。
食洗機のメンテナンスは面倒でも必要なこと
もし、食洗機のお手入れや掃除が面倒だからといってメンテナンスを怠ると、食洗機の性能が低下し、洗浄効果が悪くなることもあります。
例えば、食器の汚れを食洗機内に残しておくと、カビや雑菌の繁殖につながります。
食洗機の扉を開けたらイヤ~な匂いが…なんてことは、食べるものを乗せたりする食器を入れる場所として絶対に避けたいことです。
また、メンテナンス不足は、食洗機の故障につながることもあります。
食洗機はそれなりのお値段がする家電です。
本来もっと長く使えるはずの食洗機が短期間で壊れてしまうのは、金銭的にも厳しいものがあります。
そのため、食洗機のメンテナンスは面倒でも欠かさずやっていきましょう。
食洗機の音が大きいのが面倒
食洗機を使うと、音の大きさが面倒に感じることがあります。
住んでいるところの近くで長い間工事音がするときに、わずらわしく感じた経験はありませんか?
騒音トラブルという言葉もあるくらいなので、音の大きさというのは人にとって重要なポイントの一つです。
音が大きいと、集中力を必要とする作業や会話が妨げられることもあります。
特に夜間や早朝などは生活音が大きいと家族や隣人に迷惑をかけることがあるため、注意が必要です。
しかし、最近の食洗機は静かな音で動くようになっています。
いわゆる大きな音がする食洗機は少なく、家庭用エアコンの室外機の真近にいるときよりも静かな音で動作しますよ。
例えば、ACUAの食洗機(ADW-GM3)の運動音は約43dBです。
騒音の大きさの目安を見ると、40dbで図書館内の音、50dbで家庭用エアコンの室外機の真近にいるときの音となっています。
もし、使ってみて音が気になる場合は、食洗機の揺れによる音が響いている可能性があります。
その場合は耐震マットを敷いたり、揺れの少ない場所に食洗機を設置したりしてみてくださいね。
食器がぶつかり合う音が気になる場合は、入れ方を工夫してみてください。
洗いの仕上がりも変わるので、食洗機への食器の入れ方も大切です。
また、これから食洗機を購入する予定でより静かなものが良い場合は、ビルドインタイプの食洗機がおすすめです。
据え置き型(卓上型)より、シンク下に備え付けられるビルドインタイプの方が一般的に静音と言われています。
食洗機のタンク式が面倒
食洗機のうち、タンク式ならではの面倒もあります。
タンク式は据え置き型(卓上型)の食洗機のうちの一つです。
食洗機は大きく分けて以下の3つに分かれます。
- ビルドイン式
- 分岐水栓式
- タンク式
タンク式は水道とつなぐ必要がないため、工事費用なしで簡単に設置できます。
気軽に設置できる一方で、タンク式ならではの面倒があるので、次で見ていきます。
食洗機の給水が面倒
食洗機のタンク式は、洗浄に必要な水をタンクに給水して使用するタイプの食洗機です。
タンク式は水道とつながないので、手動で食洗機のタンクに水を入れないといけないのですが、正直それが結構な面倒になります。
水の入れ方としては、給水カップで注ぐ方法とホースで注ぐ方法があります。
特に給水カップで給水する場合は、そのカップを使って何回も水を注がないと給水が完了しないのが難点です。
食洗機を1回使用するのに必要な水量は約5リットルです。
給水カップのサイズはメーカーで異なりますが、5リットルを給水するには約3回ほど給水カップで注ぐ必要があります。
また、給水カップに水を入れて食洗機の場所まで持ち運ぶのも地味に大変です。
ある程度の重たさがある中で、こぼさないようにと気をつけながらの移動はなかなかに面倒ですよ。
食洗機の水入れの面倒を回避する方法
食洗機の水入れの面倒を回避するには、もう一つの給水方法であるホースを使っての給水がおすすめです。
タンク式食洗機には、水を入れるための専用のホースが付属していることがあります。
このホースを使って、水道の蛇口から直接水を入れることができます。
また、タンク式食洗機には、外部から水を供給するための接続口があり、分岐水栓の機能を持っていることもあります。
その場合は、この接続口に専用のホースを接続することで、外部から水を供給することができます。
以上の方法を使うことで、タンク式食洗機の水入れの面倒を回避することができます。
何回も水を汲んだり、水を慎重に運んだりせずに済むので、給水による面倒はかなり軽減されますよ。
どの方法を使うにしても、取扱説明書をよく読んで正しく使用するようにしましょう。
食洗機不可の食器は手洗いする必要がある
食洗機は、高温で水を噴射して食器を洗浄するため、耐熱性のある食器のみへの使用に限定されます。
食器によっては、高温に耐えられないものや、表面が傷ついてしまうものがあります。
そのような食器は、食洗機では洗えないため手洗いする面倒があります。
特に、木製の食器や、金属製の食器には注意が必要です。
手洗いすることで、食器を傷つけずに清潔を保つことができます。
食器を選ぶ際には、食洗機可否を確認して購入することで、食洗機で洗えないことによる手洗いを減らすことができます。
食洗機の手入れが面倒でも使いたくなるメリット
ここからは、食洗機の手入れが面倒でも使いたくなるメリットを見ていきます。
食洗機を使うメリットは以下です。
- 時間と手間を節約できる
- 洗浄効果が高い
- 消毒効果がある
- 手荒れが減る
- 体が痛くなることが減る
- 汚れが落ちないことのストレスが無くなる
それでは、上から順に見ていきます。
時間と手間を節約できる
食洗機の手入れなどの面倒がありますが、その一方で食器を手洗いする手間と時間を大幅に節約することができます。
手洗いでは、食器を一つ一つ洗って、すすいで、乾かして、収納場所にしまうという手順が必要です。
食洗機を使えば、一度に多くの食器を洗うことができ、自動洗浄が終わったら収納場所にしまうだけです。
やっと料理を作って食べ終わったと思ったら、次は洗い物というのは、なかなかに疲れます。
食洗機を使って、食後のゆっくりした時間を確保しましょう。
洗浄効果が高い
食洗機は、手洗いでは難しい油汚れやこびりついた食べカスなどを、高い洗浄効果で落とすことができます。
特に、高温での洗浄や強力な水流での洗浄が可能なため、手洗いでは落としきれない汚れもしっかりと洗い流せます。
また、食洗機は洗剤を効率的に使い、水の使用量も少なく済ませることができるため、環境にも優しいと言えます。
食洗機を使うことで、手洗いでは落としきれない汚れをしっかりと落とし、清潔な食器を手軽に手に入れましょう。
消毒効果がある
食洗機は、食器を洗浄するだけでなく消毒効果もあるため、衛生的な食器を日常使いすることができます。
食器を手洗いする場合は細菌やウイルスが残りやすく、十分な消毒ができないことがあります。
しかし、食洗機は高温で洗浄するため、細菌やウイルスを殺菌することが可能です。
また、食洗機には食洗機専用の洗剤を使用します。
食洗機専用の洗剤は手洗い用の食器洗剤より強い洗浄成分や漂泊成分が配合されているため、消毒効果がより高まります。
手洗い用の洗剤は、手や肌を刺激しすぎないよう調整されています。
そのため、手洗い用の洗剤は、食洗機専用の洗剤より洗浄力が低いことが多いです。
食器を清潔に保ち、健康的な食生活を送るためにも、食洗機の利用はおすすめです。
手荒れが減る
食洗機は、食器を手洗いする面倒と時間を省くだけでなく、手荒れを減らすというメリットがあります。
手洗いでは、必要なハンドケアをしないと洗剤やお湯などによって手の皮膚が乾燥し、カサカサとしてしまうことがあります。
しかし、食洗機を使うことで、手を濡らす必要がなく、洗剤やお湯に触れることもありません。
そのため、手荒れのリスクが低くなります。
体が痛くなることが減る
特に賃貸物件の場合、キッチンの高さは自分の体に合っていないことが多いです。
そのため、キッチンの高さに合わせて前かがみになり、食器を洗い続けることは腰の負担になりがちです。
また、食器を洗い続けると肩が固定され、肩こりを感じることも少なくありません。
手洗いが終わったときに、腰を反らして伸ばしたり、肩をほぐしたりしたことがある人も多いと思います。
食洗機を使えば、これらの体にかかる負担をかなり減らすことができます。
長くキッチンに立つ時間が減るので、無理な姿勢を続ける必要がありません。
食洗機を使うことで不要な疲労を避け、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
汚れが落ちないことのストレスが無くなる
食器の汚れが落ちないことは、なかなかにストレスが溜まることの一つです。
ミートソースの油などはスポンジに移ったりして、それを落とすのもまた面倒に思った経験がある人も多いと思います。
そんな手洗いでは落ちにくい油汚れやこびりついた食べカスも、食洗機なら簡単に落とすことが可能です。
手洗いでは使えないような高温で洗うため、簡単に汚れを浮かしてキレイにしてくれます。
普段の手洗いで落ちないような茶渋も、食洗機ならあっさり落としてくれますよ。
汚れとの戦いで地味に溜まるストレスを、食洗機の活用で一掃してみてくださいね。
食洗機を使いこなすコツ
食洗機を購入したときに食洗機を使いこなすコツについて、以下の3点を見ていきます。
- 食器の詰め方を気をつける
- 適切に洗剤を使う
- メンテナンスをする
それでは、上から順に見ていきます。
食器の詰め方を気をつける
食洗機を使いこなすためには、食器の詰め方に注意することが大切です。
まず、食洗機内のラックは、食器の形状に合わせて置きやすい凹凸が作られていることが多いです。
食器の形状に合わせて適切な場所に食器を置くよう気をつけましょう。
また、食器を詰める際には、食器同士がぶつかり合わないように、隙間を作って詰めます。
食器同士がぶつかっていると、食器が傷ついたり、うまく洗えなかったりします。
食器の汚れがつきやすい部分は水がかかるようにして詰め、洗浄効果が高めましょう。
適切に洗剤を使う
食洗機を使いこなすためには、適切な洗剤の使い方が重要です。
洗剤は、食器や調理器具の汚れを落とすために必要なものであり、適切に使わなければ洗浄効果が下がってしまいます。
まず、洗剤の種類が重要です。
食洗機を持っていないと知らない人も多いのが、食洗機には食洗機専用の洗剤を使うということです。
手洗いで使う食器用洗剤は手洗いに適したものであり、食洗機には適していないどころか故障の原因にもつながります。
食器洗浄機用洗剤は泡立ち少なく洗浄力が高められているため、食洗機には食洗機専用の洗剤を使いましょう。
次に、洗剤の量を適切に調整することが大切です。
洗剤を多く入れすぎると泡立ちが激しくなり、洗浄効果が低下するだけでなく、洗剤が残ってしまうこともあります。
一方で、洗剤を少なく入れると、汚れが落ちにくくなってしまいます。
取扱説明書などで洗剤の量を確認し、食器や調理器具の量や汚れの程度などに合わせて調整しましょう。
メンテナンスをする
食洗機を使いこなすためには、定期的メンテナンスがとても重要です。
食洗機は、毎日の使用によって汚れやカビがたまりやすく、それが原因で機能不全を起こすことがあります。
食洗機の寿命にも関わるので、長く使い続けるためにも定期的なメンテナンスが必要です。
残菜フィルターとトレイ
まず、食洗機の残菜フィルターやトレイは使うたびに清掃することとされています。
特に残菜フィルターには食器から落ちた食べカスや油脂がたまりやすく、それが原因で水の流れが悪くなることがあります。
そのため、残菜フィルターを取り外して、ブラシやスポンジでしっかりと洗浄しましょう。
ただ、予洗いでしっかり食べ残しなどを除いているのなら、もう少し頻度を下げても大丈夫です。
フィルターを詰まらせないようにだけ、とにかく気をつけましょう。
ノズル
食洗機の内部には、ノズルと呼ばれる部品があります。
フィルターと同様に、ノズルも残菜が詰まると洗浄効果に影響します。
掃除方法としては、流水やつまようじを使ってノズルの汚れを落としてください。
こちらは月1程度の頻度で大丈夫ですが、低頻度のため忘れがちです。
ノズルも忘れずにメンテナンスするようにしましょう。
本体
食洗機のドアやシール部分には水滴や汚れがたまりやすく、それが原因でカビが発生することがあります。
そのため、ドアやシール部分を定期的に拭き取ることが大切です。
また、食洗機の中には専用のクリーナーが販売されています。
これを使って内部をしっかりと洗浄することもおすすめです。
食洗機を使う際の注意点
最後に、食洗機を使う際の注意点について、以下の4点を見ていきます。
- 食器の種類を確認する
- 食器を詰めすぎない
- 電気代がかかる
- 置く場所が必要
それでは、上から順に見ていきます。
食器の種類を確認する
食洗機を使う際には、食器の種類を確認することが重要です。
食器の種類によっては、食洗機で洗うことができないものもあります。
例えば、木製の食器や銀製の食器、漆器などは、食洗機で洗うと傷んでしまうことがあります。
また、プラスチック製の食器は、高温になると変形してしまうことがあるため、食洗機で洗う際には注意が必要です。
食器の種類を確認し、適切に食洗機を使っていきましょう。
食器を詰めすぎない
食洗機を使う際には、食器を詰めすぎないことが重要です。
食器を詰めすぎると、水や洗剤が十分に行き渡らず、洗浄効果が低下してしまいます。
また、食器同士が接触しすぎると、傷や割れの原因にもなります。
食器を詰める際には、食器同士が接触しないように、適度な隙間を空けるようにしましょう。
そして、大きな食器や鍋などは、別々に洗うか、上下に分けて詰めることで、洗浄効果を高めることができます。
食器を詰める際には、適度な間隔を空けて、洗浄効果を最大限に引き出しましょう。
電気代がかかる
食洗機は、食器を洗う際に便利な家電製品ですが、注意点があります。
その注意点とは、食洗機を使う際には電気代がかかることです。
食洗機は水を加熱して洗浄するため、電気をそれなりに消費します。
そのため、食洗機を使う際には節電になるような取り組みを心がけるのが大切です。
具体的には、
- 食器を洗う前に手で汚れを落とす
- 洗浄時間を短く設定する
などの工夫をすることで、電気代を抑えることができます。
また、電気料金が安い時間帯に食洗機を使うことも、節電につながります。
電力会社によっては、夜間や早朝などの時間帯がお得に使えるプランを用意しています。
電気料金が安い時間帯を狙いたい場合は、そういった契約があるか、そういった契約にしているか確認してくださいね。
電気代が気になる一方で、手洗いから食洗機を活用するように変えると水道代やガス代を節約することになります。
例えば、サンコーの食洗機を使うと、手洗いしていた水量と比べると約10分の1で食器を洗えるようになります。
水道料金が1リットル0.24円で1日に100リットルの水を食器の手洗いで使っていた場合、年間で7,000円もの節約です。
食洗機を使うと電気代がかかるようになりますが、同時に水道代やガス代を節約することもなります。
光熱費として見ればむしろトータルで安くなる可能性もあるので、気になる人は光熱費がどう変わりそうか確認してみてくださいね。
置く場所がそれなりに必要
すでに設置している人は認識済みと思いますが、食洗機を使う際には、食洗機を置く場所をまず確保する必要があります。
食洗機は食器を入れて自動洗浄する機械のため、それなりのサイズ感があり、それなりのスペースが必要です。
食洗機は水を使うため、水道の近くに置く必要があります。
タンク式であれば水道の近くでなくても問題ないですが、排水時はバケツを使用するなどの対応が必要です。
また、食洗機は電気を使うため、コンセントとつなぐ必要があります。
コードを見せたくない場合は、ビルドイン式の導入も検討してみてくださいね。
まとめ
この記事では、食洗機の面倒についてまとめました。
ある程度の頻度でのお手入れが必要など食洗機ならではの面倒がある一方で、
- 洗浄効果が高く、汚れが落ちないことによるストレスが減る
- 手荒れや腰痛の回避など、からだ面でも楽になる
- 食器洗いにかかっていた時間や手間が減る
といった点は、かなりのメリットです。
家事を代行してくれる助っ人として、ぜひ導入を検討してみてくださいね。
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