- ウェブ解析士の資格を取得するとスキルアップになる?
- ウェブ解析士の資格取得で学んだ内容は実務で活用できる?
- ウェブ解析士が自分におすすめなのか知りたい
ウェブ解析士について、上記のような悩みを持っていませんか?
Webマーケターサロンに2年以上在籍し、Webマーケターとして活動中のめんくさです!
資格取得は時間もお金もかかるので、本当に取る意味があるのかは気になるところです。
この記事では、WebマーケターやWebマーケターを目指す人なら聞いたことのある人が多い「ウェブ解析士」の資格について見ていきます。
あなたにとって本当に取得する価値があるのか、読み進めて確認してくださいね!
ウェブ解析士って何?どんな資格?
ウェブ解析士とは、ウェブサイトのアクセス状況やユーザー行動を分析し、改善策を提案できる人材のことです。
アクセス解析や改善提案を行うことで、Webサイトの改善に貢献します。
ウェブ解析士は試験に合格すると取得できるため、ウェブ解析士の資格を持っていると自分の分析能力や知識を客観的に証明できますよ。
ウェブ解析士は国家資格ではない
ウェブ解析士は、ウェブ解析協会が主催しています。そのため、国家資格ではなく民間資格です。
企業によっては、国家資格のみ注視するところもあります。
そんな企業にアピールするには、相手に刺さるよう工夫してアピールすることが必要です。
ただ資格名を挙げるのではなく、具体的に説明しよう!
ウェブ解析士にはレベルがある
ウェブ解析士は、以下の3つのレベルに分けられています。
- ウェブ解析士
- 上級ウェブ解析士
- ウェブ解析士マスター
それぞれ、以下のような違いがあります。
概要 | 取得条件 | |
ウェブ解析士 | ウェブ解析やWebマーケティングの基礎知識を習得し、業務の遂行や業務の効率化ができる | 試験に合格すること |
上級ウェブ解析士 | 応用知識を習得し、提案スキルの工場を目指す | 規定の講座の受講および試験に合格すること |
ウェブ解析士マスター | ウェブ解析士会員のロールモデルであることを求められる | ・実技を含む複数の試験に合格すること ・ウェブ解析士マスター取得後3ヶ月以内に公開講座、限定講座を開催すること (開催しないと上級ウェブ解析士に降格) |
上位資格は、取得に多くの時間がかかるだけでなく、同じウェブ解析士の仲間や先輩との協力がないと困難な内容となっています。
公式サイトでは、「少なくとも150時間以上の課題と講座の準備が求められる」と書いてあるほどだよ!
基本的にはウェブ解析士を目指し、その過程で「ウェブ解析士としてやっていきたい!」となった場合は、上位の資格にチャレンジしていく形がおすすめです。
ウェブ解析士がいらないと言われる2つの理由
自分の実力の証明にもなるウェブ解析士ですが、実は「ウェブ解析士はいらない」と言われることがあります。
ウェブ解析士がいらないと言われる理由としては、以下の2つが考えられます。
- 国家資格ではなく民間資格だから
- 資格の更新に費用がかかるから
それぞれについて、詳しく見ていきます。
理由1、国家資格ではなく民間資格だから
ウェブ解析士がいらないと言われる理由の1つめは、国家資格ではなく民間資格だからです。
ウェブ解析士に限らず、民間資格は認知度が低いことが多いです。
採用を担当する人が知らないと聞いてもピンとこないため、資格を持っていることを言うだけではアピールポイントにならないことがあります。
具体的にどんな資格なのか説明し、「だから私にはこれができます」ということをしっかりと伝えていきましょう。
理由2、資格の更新に費用がかかるから
ウェブ解析士がいらないと言われる理由の2つめは、資格の更新に費用がかかるからです。
資格は、以下のどれかに分類されます。
資格タイプ | 更新 | 試験 | 更新費(年会費) |
1 | 不要 | ー | ー |
2 | 必要 | なし | 無料 |
3 | 必要 | なし | 有料 |
4 | 必要 | あり | 無料 |
5 | 必要 | あり | 有料 |
なんと、ウェブ解析士は資格タイプ5にあたります。
つまり、更新が必要かつ試験の合格が必要で、更新費(年会費)もかかるタイプの資格なのです。
これは、かなりハードタイプ…
ウェブ解析士はいらない?取得のメリット
そんなウェブ解析士だけど取得したい理由は、もちろんあります!
それは、以下のような他にはあまり見られないメリットが受けられるためです。
- ウェブ関連の知識を広く学ぶことができる
- 最新の公式テキストを毎年もらえる
- 支援プログラムやツールなどがお得に利用できる
- 開催されるイベントや交流会などに参加できる
ウェブ解析士は、ただ資格を取得できるだけでなく、有資格者はウェブ解析士協会の正会員になります。
そのため、普通の資格取得だけでは得られない、上記のようなメリットが受けられるのです。
それでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきます!
ウェブ関連の知識を広く学ぶことができる
ウェブ解析士を取得するメリットの1つめは、ウェブ関連の知識を広く学べることです。
これは他の資格にも言えることですが、資格勉強では一通りを学ぶことができます。
無意識のうちに逃げていたり、苦手にしていたりする分野に気がつくこともあるよ!
実践だけだと偏っていがちな知識を補完できるのは、大きな利点の1つです。
最新の公式テキストを毎年もらえる
ウェブ解析士を取得するメリットの2つめは、最新の公式テキストを毎年もらえることです。
ウェブ解析士は更新が必要な資格ですが、その際にフォローアップテストという試験を毎年受ける必要があります。
その際に、公式テキストがもらえるのです。
しかも、公式テキストは最新の情報が載った最新のものだよ!
ウェブ解析士に関する最新情報が得られるので、自分の知識も自然とアップデートされますよ。
支援プログラムやツールなどがお得に利用できる
ウェブ解析士を取得するメリットの3つめは、支援プログラムやツールなどがお得に利用できることです。
ウェブ解析士のサイトでは、いくつもの支援プログラムやツールが紹介されています。
しかも、以下のような特典付きで紹介されているのです。
- 「hachidori」を基本初期費用を20%割引で導入でき、紹介すると報酬がもらえる
- 「Keywordmap」を通常7日間の無料トライアル期間を14日間利用でき、紹介すると報酬がもらえる
- 「SE Ranking」を通常14日間の無料トライアル期間を21日間利用できる
ツールなどが割引されてお得に使えたり、長くお試し利用できたりする資格は、なかなかありませんよ!
開催されるイベントや交流会などに参加できる
ウェブ解析士を取得するメリットの4つめは、開催されるイベントや交流会などに参加できることです。
ウェブ解析士協会は、イベントや交流会を開催しています。
ウェブ解析士の資格を取得すると、それらの催しに参加できるのです。
これも、資格取得のメリットとしては斬新だね!
このようなイベントなどへの参加は、同業者の知り合いが増えたり、ビジネスチャンスにつながったりします。
ウェブ解析士の資格を取得したら、ぜひ活用していきましょう!
ウェブ解析士の取得をおすすめできるのはこんな人
ここまで、ウェブ解析士について見てきましたが、かなり向き不向きがありそうです。
そんなウェブ解析士の資格取得をおすすめできる!のは、以下の人です。
- Webマーケターとして働きたい人
- Webマーケティングの関連部署に移動になった人
- 社内で資格取得が推奨されている人
Webマーケティングについて広く学びたい場合、幅広く習得できるウェブ解析士の試験勉強はやはりおすすめです。
また、資格を保持していることで受けられるツール導入時の割引などは、就職先や所属先で重宝される可能性もあります。
すでに所属済みなら、周りの人に聞いてみると確実だよ!
ウェブ解析士の勉強方法
ウェブ解析士の資格取得の勉強方法としては、以下の方法が考えられます。
勉強方法 | 学べるポイント |
---|---|
ウェブ解析士試験公式テキストを読む | 公式テキストは、試験範囲や出題傾向に沿って作られていて、試験に必要な知識や用語を網羅しています。実際のウェブ解析ツールや事例も紹介されているので、理解を深められますよ。 |
過去問題や模擬問題を解く | 実際の試験と同じ形式で出題されているため、自分の苦手な分野・理解度・問題を解くスピード感などを確認できますよ。また、解答には解説も付いているので、間違えた理由や正しい答えの根拠を学べます。 |
公式オンラインセミナーや公認講師による対策講座を受講する | これらのセミナーや講座では、試験に出題される内容やポイントをわかりやすく説明してくれます。また、テキスト内や問題集内にはない質問や相談もできるので、不明点や疑問点を解消し、深く理解することができます。 |
基本的には、公式テキストと過去問でOKです。
どうしても解決したい疑問があって、身近に聞く人がいないなどの場合は、オンラインセミナーなども活用して勉強していきましょう。
自分に合った勉強方法で進めていこう!
まとめ
この記事では、ウェブ解析士の資格について、以下の点を見てきました。
- ウェブ解析士とは?
- ウェブ解析士がいらないと言われる理由
- それでもウェブ解析士を取得したいと思うメリットやおすすめの人
- ウェブ解析士の資格勉強の仕方
ウェブ解析士は一度取得して終わりではなく更新が必要な資格なため、保持し続けることが難しいです。
しかし言い換えれば、ウェブ解析士の有資格者は、この困難を乗り越え、鮮度のある実績を持っている、ということになります。
しっかり実績を示せる資格なので、ぜひ取得できるよう頑張っていきましょう!
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